昨日から、補正予算の質疑が始まりました。
私は、都市経済委員会の委員長をやっていることから、質疑ができないのが残念ですが、昨日は西委員、今日は、八尾委員、小笹委員が質疑に立ちます。
都市経済委員会の重要議案は、市営住宅、中央卸売市場の指定管理者制度の導入、博物館群の独立行政法人化、なにわ筋延伸計画などが議論されています。
市民生活にも大きく関わらることだけに、しっかり議論して結論を求めたいと思います。
昨日は、教育こども委員会で、現在大きな問題となっている公募校長の巽中学校について、地元の山田議員が大森教育委員長に質疑をし、現場感覚のなさを厳しく追及し、新聞やテレビでも大きく報道されていました。
この問題については、4月18日にPTA総会が開催され、現校長について、16項目にわたる指摘をした資料が配布され、今議会にも陳情書が提出され、可決された次第です。
公募校長留任、橋下市長のフレーズ使い“反撃” 大阪
■公明市議が教委批判
大阪市生野区の市立中学校の公募校長更迭を検討した後に留任とした市教委の人事判断をめぐり、公明市議団の山田正和議員が19日の市議会財政総務常任委員会で、大森不二雄教育委員長に「教育、公募うんぬんの前に人の道がある」と批判する一幕があった。
公募を導入し大森委員長を抜擢(ばってき)した橋下徹市長は2月、都構想の議論の進め方をめぐり公明に対し支持母体の創価学会を念頭に「宗教の前に人の道がある」と批判。山田議員は市長の言葉を使い“反撃”した形だ。
この中学校の校長をめぐっては、市教委事務局が3月、保護者らとの関係が悪化し学校運営が立ちいかないとして更迭案を提示したが、教育委員が「保護者の声は一様ではない」などと留任を決定。保護者が校長に退職を求める事態が続き、今月15日の市議会教育こども常任委員会で、大森委員長や市長との意見交換を求める保護者の陳情が採択されていた。
今回の財政総務常任委で、山田議員は、大森委員長がこの中学校を一度も視察していないことに「市長は『宗教の前に人の道』と言ったが、逆にその表現を市長肝いりのあなたに(返す)。教育、公募うんぬんの前に人の道がある」と批判し、保護者らとの対話を要求。
大森委員長は「現場には事務局職員を派遣している」などと反論した。
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