いよいよ予算委員会へ、目玉は地下鉄民営化と水道統合問題

 明日からはじまる予算委員会、公明は、二日目の水曜日。三人の時間配分も決まり、質疑の詰めを急いでいる。交通水道委員会は、まさに、交通局と水道局しかない委員会で、通常なら題材の少なさにあえぐのだが、今回は、メイン議題がともに重い。
 交通局は、地下鉄民営化とバスの民間委譲。交通局の歴史は、110年もあり、その歴史の一大局面でもあるから、反対圧力も結構強い。私は、会派内でも民営化の急先鋒だが、民営化はあくまでも市民の利益還元と大阪の成長力の起爆剤になるのが条件。これまでも、いろいろな角度から質疑をしてきたか、不安材料がなくなるよう、明後日の質疑に取り組みたいと思っています。
 水道の府市統合については、もうこの4年ぐらいずっと、取り組んできたけれど、今回のような統合なんて、百害あって一利なし。何を考えているのかわからないが、手段と目的が逆転していて、本末転倒この上ない統合プランには、高山幹事長の代表質問でも反対と明確に表明させていただいた。2000億円以上あるといわれた大阪市、大阪府の統合協議から一変。18年間たった220億円、しかも、企業団にはメリットでも、本来受け取れる大阪市にはデメリットという分担金の解消によるもので、怒り心頭の内容でした。
 しかも、府域一水道になるための市町村の完全参加は期限なし。これでは、賛成できるわけもなく、料金が絶対上がらない保証さえも、反古にされる条項までついているから、もうやめましょうといわれているようなものということで、今回の徹底的な反対質疑をさせていただきます。  区長の更迭や議員の不規則ブログなど、なにかと騒がし大阪市会だが、実質的な委員会や本会議での議論は、あまり報道されませんが、ネット中継もありますので、ごらんいただければと思います。