いよいよ大阪都構想の議論が始まります!!

心配しておりました大阪都構想の議論がいよいよ始まります。

私は、大阪維新の会でもないのに、なぜワクワクしなければいけないのか?

せっかく、これまで思考してきた、大阪都構想をきっかけとした都市のあり方論議は、大阪にとって、避けてとおることができないからです。

大阪府の研究会でバッサリ切り捨てられた大阪都構想は、学術界では、まったく相手にされていません。実現性もなければ、有用性もない、むしろムダのレッテルが貼られています。上山信一氏と、選挙が好きな政治家からしか賞賛の声は聞こえてきません。

しかし、残念ながら、マスコミが全くそのことを報じていないことから、一般市民、府民は、橋下氏の宣言をあてに、大阪都になれば、景気回復するという、バラ色の世界を描いています。

次のステップである、都市のあり方、地方分権、大阪府の解消による、地方への権限、財源の移譲、地域連携による効率的な補完体制の確立など、いわゆる二重行政、二元行政を極小化し、道州制に移行する道筋をつけるための議論のきっかけにしたいと思っています。

そして、最終的には、霞ヶ関との攻防戦です。東北の被災地支援のまずさ、義援金も届けられない県、県に丸投げの無責任な政府。このまま放置していては、まともに仕事をしている地方自治体まで崩壊し、市民生活の根幹であるサービスを削る事態にもなりかねません。3:7から7:3への税源移譲を含め、手かせ足かせの最大の国との二重行政を撤廃する段階に早急に進みたいと思っています。

本来は、橋下知事が国と戦って大阪府解消、関西州設立をしてくれるものと思っていましたが、いらぬハードルをつくってくれたおかげでロスタイムばかり。でも、しっかり、大阪維新の会さんの構想の内容もお聞きしたいと思っております。選挙から4ヶ月がたとうとしているわけですから、東京都とは違う何かを示してくれることでしょう。

 

大都市税財政特別委員会の日程

8月4日 午前11時 大阪維新の会によるテーマ設定の説明

8月10日 午後1時  議員間討議